宮本 文幸 (みやもと ふみゆき)

桜美林大学ビジネスマネジメント学群 教授、博士(経営学)
専門はプロダクト・アピアランス研究/「見た目」評論。
資生堂で売れる商品パッケージの開発に携わった後、現在はヒトとモノの「売れる見た目」を研究。モノについては独自理論による日本での最大24兆円の経済効果を提唱。
1962年、茨城県生まれ。筑波大学第三学群社会工学類卒。資生堂で33年間勤務(商品・ブランド開発、ブランド戦略など)の傍ら、日本マーケティング塾講師として社会人マーケターの教育に携わり、現在は大学・大学院で「マーケティング理論」「マーケティング戦略論」「ブランド論」などの教鞭をとる。実務経験にもとづく“店頭に置くだけでヒットする化粧品パッケージの消費者心理”の研究から、独自の「イメージ・モチーフ理論」を提唱。これによる最大24兆円の経済効果と日本ブランドの再生を目指し研究に取り組む他、魅力的なヒトの見た目をつくる錯覚メイク法や錯視ファッション、時代と求められる顔タイプなどの実験や分析にも取り組んでいる。
日本商品学会、日本顔学会、異文化経営学会、国際戦略経営研究学会などに所属。殺菌デオドラント「エージープラス」などのヒット商品に関する社長賞、研究に関する異文化経営学会賞などを受賞。主な著書に『ゼロ・プロモーション・マーケティング』『商品パッケージの消費者効果:化粧品における新カテゴリー創造の手法“感性記憶型パッケージング”の実証研究』『商品パッケージの消費者効果[改訂版]化粧品におけるイメージ・モチーフ効果の実証研究』などがある。