新・十六茶 ~ 新パッケージ:イメージ・モチーフの事例
新しい十六茶のプロモーションが展開されています。パッケージが刷新され、ボトル形状も大きく変わりました。
メーカーのホームページによれば、「発売から30年目を迎えるブレンド茶のパイオニア『アサヒ 十六茶』は、東洋健康思想に基づき、厳選した16素材を使用し、独自の製法で丁寧に作られたブレンド茶であり、購買本数No.1のブランドです。この度のリニューアルにより、多くの人と職人の技で 100 以上もの工程を踏んでいることや、素材ごとに焙煎していることなど、こだわり抜かれたブレンドの良さやブレンド茶の魅力を改めて伝えていきます。」としています。
さらに「パッケージは、「特製ブレンド」のロゴを大きく象徴的に記載し、「厳選した16素材」、「素材ごとの焙煎」、「均一なブレンド」など、ブレンド茶ならではの“こだわり”を表しています。また、1993年の発売初期デザインを取り入れることでパイオニアとしての“自信”も表現しています。容器は薬瓶や洋酒瓶をモチーフとした新しいボトルを採用し、「十六茶」の“こだわり”や“自信”を詰め込みました。」とされています。
十六茶というメガ・ブランドの大きなリニューアルであり、注目すべき事例といえます。
「ひと目見ただけで消費者の心をつかみ、思わず手に取ってみたくなる」アウトサイトをつくるにはイメージ・モチーフの採用が有効です。
しかしイメージ・モチーフの効果を十分に高めなければ、ヒットにはつながりません。イメージ・モチーフを活用すれば、それでいいワケではありません。理想のアウトサイトを仕立てるにはいくつかの法則があります。脳の働きの95%を占める消費者の潜在意識に効果的に働きかける綿密な仕掛けが必要なのです。
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